『医学する心 オスラー博士の生涯』

娘の机の上にあった本を拝借して読んでします。
実は、私の大好きな本の冒頭がオスラーからの引用で始まるんです。
オスラーにはとても興味がありました。

医者としてだけではなく、教育者としても立派な業績を残した彼の次のような言葉があります。

「25歳までは勉学、40歳までが研究、60歳までが教えるにふさわしい時期である」

(もちろん、例外はいっぱいあります)
でも、私は感覚的に納得できるんです。
はじめて研究論文(拙いものでしたが)を書き始めたのが、確か26か27歳の時。
これまでの論文をまとめて博士論文を書いたのが、確か41歳の時。
その後、まったく研究論文が書けなくなりました。
そのかわり、7,8年前から、教壇に立つのが楽しくて楽しくて、やりがいと手ごたえを感じています。

「60歳の峠を越すと、人はだめになる ー 経済でも、政治でも、また教育においても。だから、60歳になったときに身を引くことは非常に良いことである」

オスラー自身、健康の問題を抱えるようになったのが、60歳頃のこと。
私は、と言うと…60歳になってもリタイヤできそうにないので、衰えていく健康とエネルギーと能力をその後どうやって補っていけばいんだろう…

でも、60歳まあと8年間あります。
私自身はもう何も(新しいこと、人類の進歩に役立つことは)できないけれど、私と縁を持ってくれた若い人々には無限の可能性があって、彼らが優れた人間になるのを教員として見ているのは、本当に幸せです。
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by take_velo | 2010-04-14 08:38 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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