『食べて、祈って、恋をして』 (イタリア編)

急に寒くなってきたので、掘りごたつに布団をかけてスタンバイ072.gif
小さな庭と掘りごたつと地下収納庫に惹かれて、このマンションを買った私。
アウトドアからインドア派に転向の季節が到来です。

先日も紹介した本、『食べて、祈って、恋をして』のイタリア編を読み終わりました。
いっぱい料理の話が出てきます。
世界で一番おいしいナポリのピザを、私も早速食べに行く計画です(笑)。
この章の終わりに:

私はアイデンティティーの危機に陥ったが、そこから這い出すための(経済的な、技能的な、心身的な)蓄えを持っていた。しかし、それでも、こう言いたい。シチリア島の人々を何世代にもわたって支えてきたもの、彼らが矜持を持って生きるのを助けてきたのと同じものが、私の回復を促し、助けてくれた。それは、喜びを深く味わうことがこの人生に人をつなぎとめる錨になるという考え方だ。     (p.197)

という文があります。心に響く良い文です。
どんなに幸せな人でも、きっと長い人生のどこかで、アイデンティティーの危機に直面する時が来る。
私も、そんな時に(技能的、心身的)蓄えがあったから、どうにか這い出すことが出来た。
でも、それでも、その後に出会った「楽しみ」は、私をさらにこの世に強くつなぎとめた。
それは、山。
そして、テニス。
美味しい食事。
旅。
そして、それを深く深く味わいました。(味わいすぎて、いろいろなことがおろそかになった)
でも、著者の書く通り、それは、人間の義務であり権利。

暗闇に長くいて、そんな幸福のかすかな兆しを見つけたら、決して逃してはいけない。その幸福の足首を両手でつかんで、ぬかるみから顔を上げることが出来るまで、絶対に放してはいけない。これは自分本位なことでもなんでもなくて、人に課せられた義務だ。命を与えられたのだから、たとえ微々たるものであろうが、人生の中に美しい何かを見出すことが、私たちの義務、そして人間としての権利でもある。      (p.198)

一人で山を走る時の、あの静謐な瞬間は、私にとっては、「第2部インド」編の神(宇宙の源)につながる道でもあります。
この本、大好きです。
とても共感します。
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by take_velo | 2010-10-27 09:34 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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