年末年始は読書三昧

毎年、年末は本を買い込んで、こたつで本に囲まれて過ごします。

海堂尊の新刊 『モルフィウスの領域』、とてもよかった。
ヒロイン涼子は、医学の基礎知識と語学を武器に、最先端医療の罠に挑戦する。
若い頃私は外科医になりたかったけれど、あの時代、女性が外科医になるのはほぼ不可能…
で、今、語学の教員なんかしている、
それはそれでとてもやりがいがあって、おもしろい。
人間が真に強くあるためには、語学力って必要。
どこかで、本能的にそのことをわかっていて、でも、この本で改めて気づいて、
そして、身近な医療関係者には、やっぱり外科医になって欲しいと、初めて思った。

出会いは、本も映画も含めて、何か運命的な必然を感じます。

そして、雑誌 『Number Do ランニング特集』。

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写真がきれいで、買いました。
走るとき、景色の美しさ、ウエアの美しさ、フォームの美しさって、私にとって重要です。
写真を眺めているだけで、走りだしたくなる本です。

そして、今注文中の本、『Autoportrait de l'auteur en coureur de fond』、
直訳すると 『長距離走者の著者のセルフポートレイト』、
村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』のフランス語訳です。
クリスマスに文庫本版が出たので、予約購入しました。
私が一番好きな村上春樹の本です。何度読み返したことか。
今度はぜひフランス語の世界で。

上述の 『Number Do』 の中に村上春樹の特集があって、
『Brutus』 の中で、彼がこんなことを言っているのを初めて知った。

よく言われることだけど、しっかり定期的に運動を始めれば、その時点でのスタミナみたいなのは、だいたいそのまま残るものなんだ。33で始めれば33の時の体力をずっと維持できるんだよね。35で始めれば35の時の。瞬発力は年とともにどうしても落ちてくるけれども、スタミナは維持できる。だから、運動ってなるべく早く始めたほうがいいんだよ。例えば45から始めて贅肉が落ちたとしても、やっぱり若い時とは落ち方が違う、きれいに落ちない。

ふむふむ。
20代30代は、忙しくて寝る暇もなかった。
だから、趣味なんてものは全く持てなかった。
それはそれで良かったと思う。
いま、どうしても速いペースで走れない、贅肉も一向に落ちない、というのは、
だからある意味、仕方のないことなんだ。
と思うと同時に、
60歳になった時、「今」は、まだ若いんだ、遅すぎることって、決してないんだ、とも思いました。
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Commented by matsunorida at 2010-12-30 14:04 x
おぉ 中田ヒデっ! そうそうこの本読むと 走りだしたくなりますよね☆ 一流選手のフォームは 美しく 美しいフォームは 疲れないんだそうです!

村上春樹氏の本は 走ることに疲れた時に よく読みかえす本です(笑) いつも同じ部分を かいつまんでしまいます(苦笑)
村上氏は レイモンドカーヴァ-やポールセローの翻訳もしていますね 僕あれ好きなんです☆

外科医を 目指されてただなんて びっくりです!
やっぱり優秀な方は 別の分野でも 花開くんですね~!!!

ゆっくり"独"書 たのしんでください☆
Commented by take_velo at 2010-12-30 19:23
matsunoridaさん、

私は全く優秀ではありません、実は、落ちこぼれです。
目指すのは誰にだってできます、そして、親の一言であきらめた「へたれ」の単なる夢です。
語学の分野でも花咲いてません、つぼみのまま枯れかけています(笑)。

私もいつも同じフレーズばかり読み返しています、村上春樹。
共感します。
翻訳は読んだことありませんが、機会があれば一度読んでみますね。
by take_velo | 2010-12-30 08:58 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(2)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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