朝の通勤電車の中でショックだったこと

通勤電車の中で私は熟睡する。

ところが今朝の電車の中、男性のぶつぶつ言う声で目が覚めた。
人ごみのせいもあって、何を言っているのかよくわからない…
喧嘩かな、と思っていたら、どうやら、
病人が出たらしく、非常ベルを押すように乗客みんなに頼んでいるらしい。
ぼ~っとした頭で、非常ベルを探そうと立ちかけると、
客の一人が人ごみをかき分けながら前に来て、運転席のドアをたたき始めた。

それでひとまず安心して席に座りなおしたら、
助けを呼んでいる男性が、
「みんな、なんでベルを押してくれないんですか、
人がこのまま死んでもいいんですか、
だれか助けを呼んでください、
電車を止めてください。」と、怒り出した。
しかし、それでも全員無表情、無関心。

「今、運転手さんに助けを求めましたから」と、説明しても、
「医者はいないんですか、
誰か助けてください。」と、必死な声は続く。
みんなの無関心も続く。

あまりに恐ろしくて、背筋が凍った。

日本という国はどうなっているんだろう。
体も心も疲れ切って、感情が麻痺してしまっているんだろうか…(私も熟睡していた一人である)
自分に医療の心得があったなら、飛んでいきたかったが、
何もできず。
それどころか、人々は進行方向を向いたまま微動だにせず、
どの席で病人が出ているのかもわからず。

電車で熟睡するのはやめよう。
知らないうちに、脱線していても、殺人鬼が侵入してきても、
だれも無関心で、だれも人を助けようとしないのだろう。
それが日本という国なら、
自分の身は自分で守るしかない、
そして、最低限の医療の知識は、同居人から得ておきたいと思った。
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Commented by mutsu_mutsu at 2011-07-01 23:23
その場にいたら、本当に憤ったことでしょうね。
足並みをそろえて空気を読むことは、こういう場面では逆効果ですね。
牽制してしまい、
誰か助けてくれるだろう。自分よりもっと適任の人がいるだろう。と・・・
医療関係者として役に立てたらと思う反面、
実際すぐに「はい、私が行きます!と」行動できるほど自分に自信がないなぁと思ったりしました。
Commented by take_velo at 2011-07-02 07:56
空気を読むって言葉、大嫌いです。
でも、「自分よりもっと適任の人がいるだろう」という気持ちはよくわかります。余計なことをして、もっと結果が悪くなったらどうしよう、という不安もあります。
でも、こんな時に、医療関係者かどうかは関係なく、人の命を助けるべきだというアメリカの考え方は正しいと思います。
by take_velo | 2011-07-03 00:00 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(2)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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