海堂尊とバルザックと顔相学

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(写真は、週末に久しぶりに走った裏山です。
いまだに(もう1年以上?)、砂防工事中で走り抜けることができず、途中、Uターンして帰ってきました)

職場で海堂尊の新作 『極北ラプソディ』 を読んでいると、
最近親しく話をするようになった方が、
「何を読んでいるんですか?」 と、声をかけてこられた。
私が、本を示して、「バルザックみたいに、人物再登場が面白いんです。
ある人物の30年後が、別の本の中に出てきて、
その30年間に何が起こったか、推理小説のようにだんだん明らかになったりするのが、
もうわくわくするのです。」 と、言うと、
「ねえねえ、バルザックの人間喜劇って、ドイツのLavaterが書いたPysionomieの影響を受けていると思わない?」

う~ん、それなら、むしろ実験小説のゾラなのでは?

「ううん。バルザック。
あの壮大な人物数は、絶対に顔相学の知識に基づいていると思うの。」

実はこの18世紀の本、日本で所有している図書館や研究所は非常に少なく、
しかも、所有している施設は決まって、医学部か法学部なんだそう。
なんて面白い目のつけどころ・発想。

彼女自身の人柄もとても面白く、
リタイヤ後、文学研究者になったそうだが、
話をしていると、文学少女の面影がそのまま残っているようなピュアで、
大陸の風の香りのする人である。

「いつも、早弁している先生 (私のことです) がいて、びっくりで…
お話ししてみたいとずっと思っていたの」 が、彼女が最初に私に声をかけてきたときの言葉。
「日本人離れした豪胆なかたですね」 とは、彼女の私に対する評価であるが、
いやいや、夢を次々実現していく姿は、私以上にダイナミックである。

はてさて、このテーマ、彼女は本当に極めていきそうで、おもしろいのである。
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by take_velo | 2011-12-20 19:33 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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