今日も生きていてよかった

坂東眞理子・上野千鶴子の 『女は後半からがおもしろい』 (潮出版社) の中にあった一節。

(中途障害になった)方たちが一日一日を「今日も生きていてよかった」と思って生きておられることを知りました。そんな風に思えない時期があったとしても、死ぬほど苦しい経験をしたとしても、それをのりこえて「生きてよかった」と。そういう方たちとお付き合いして、人生をこんなに笑って楽しく過ごすことができるなら、「障害者になってもいいじゃない」という気持ちになれました。そのせいで、老いに対する意識も変わりました。老いるというのは、誰もが中途障害者になることでもありますから。 (p.129)

中途障害というのは、例えば病気に倒れ、治った後も、半身まひや言語障害が残ることを指しています。

私は大病をしたことは無いけれど、
日々老いていく肉体を意識することがよくある。

この「生きていてよかった」という気持ち、
ランニングでは、とてもよくわかります。
前日よりも走れなくなる、タイムも遅くなる、
それでも、太陽の下を自分の足で走れることのうれしさ、
たとえ、家の周りを杖をついてゆっくり移動することしかできなくなったとしても、
動けることの幸せの神髄は、決して減ることは無いような気がする。

歯が弱って、昔のように何でも食べることはできなくなったけれど、
それでも食べれる幸せは今も昔も変わらないのと一緒である。

が、しかし、テニスでも同じことが言えるかどうかというと、甚だ自信がない。
昨日より私のテニスは確実に上手くなっている、
昨日負けた相手に今日は勝てる、
そんな達成感がなくなったとしても、ボールを追いかける楽しみに変わりはないのかというと…
う~~ん、むずかしい。

「肘が痛むくらいで、夢をあきらめるの」と、家人に言われた。
いや、まだあきらめない、
私は60歳でマスターズ全日本に出るのが夢である。
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by take_velo | 2012-01-21 00:44 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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