『変わる家族 変わる食卓』 とテニス

岩村暢子 『変わる家族 変わる食卓』 を読んでいる。
この本に登場する「現代主婦」の定義は、1960年以降に生まれた女性であるが、
私はちょうどボーダーラインにいる(あ、そもそも主婦ではありませんが)。

朝食は作らないし(トースト、コーヒー、ヨーグルト、くだものが私の朝食メニューです)、
独身時代に台所に立ったこともないし、
だしの素やカレールーや冷凍食材を普通に利用する。(=現代主婦)
が、毎日の夕食や休日の昼食は作るのは当然のことであり、
家人は、「外食は(味が濃いし飽きるので)まずい」と言って、家で食事をしたがり、
さらに、夜間のクラスを持っていた頃は、夕食の準備をして仕事に出かけたものでした。(=古い主婦)

なぜ、当たり前に当たり前の食事を作らないのか。
そもそも食べることに興味が無いし、加えて、忙しいから、だそうである。
何に忙しいのかというと、例えば、週3回午前中にするテニス…

で、ここで私は膝を打った。

テニススクールで、女子ダブルスの話が出たり、試合に勝つための(女性専用)クラスを勧められたり、イベントに誘われたりするたびに、
なぜだか、本能的に拒絶反応が起こる。

というのは、実は、
ごみ収集場所で、延々立ち話をしたり、
子どもを送っていったその足でお母さん同士お茶したり、
カラオケに複数家族で行ったり、
女性だけでランチしたり、カルチャースクール通いしたり、
とにかくそういった類のことすべてに、結局私は馴染めなかったのであるが、
実は、根っこは一緒なのであった。

食に対する姿勢は、
結局、何に価値を置くかという、生き方そのものにかかわるから、
私は、週3回テニスをして「忙しいから」と食に手を抜く彼女たちの、その生き方に拒絶反応が起こるのである。

もちろん、作者も言うとおり、価値観は人それぞれで、
そもそも私のような人間の居場所がだんだんなくなっているのが、現代の日本の実情なのかもしれない。
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by take_velo | 2012-02-02 16:12 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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