実力の差かな

全仏テニスで、スキアボーネに負けた後のクルム伊達のコメント。
「最終的には実力の差で負けたかな。」

すごいコメントである。
根性やら戦略やらでは、赤土の上のスキアボーネには勝てないと私も思う。
しかし、スタート時も含めて、伊達は善戦した。
できることを全力でする、彼女のそんな姿勢にいつもながら勇気をもらう。

その伊達、テニスを始めたころ長い間、なかなか試合に勝てなかったそうである。
「なぜ勝てないんだろう」と、何度も何度も自分で自分のプレイを振り返るうち、
勝ちだしたら、無敵となった。(『進化する強さ』より)

私の大好きな生徒さんが、試合に勝てないのでゲームクラスに移ると言う。
彼女が勝てない理由は、まさに彼女がきれいで上手なテニスをされるからだと私は思う。
勝ち方を知るために、新しいことに挑戦するのは良いことなのかもしれないが。

しかし、ゲームクラスで教えられること、たとえば、
・クロスボールで相手の一人を外に追い出し、次の球をセンターに決める。
私はクロスに打たれれば打たれるほど、チャンスだと思い、
スピンやスライスでさらに角度をつけて返球する。
この戦略は、少なくとも私には当てはまらない。
・センターにボールが入ったら、センターに返ってくるから、前衛は前中央に詰めて決める。
これ、真っ赤なウソ、今日のコーチは、センターのボールを1回もセンターに返球しなかった!!!
何度サイドを抜かれたことか。(くやしい)

勝てない理由が実力の差だからではない時、
逃げずに自分と向き合い、基本に返り、練習を繰り返す。
伊達の今の強さは、その時の彼女の基礎力・底力なのではないかと思う。

このブログを書きながら、自分の弱さも見えてくる。
逃げずに自分のプレイを自分の頭で分析・反省し、そして基本に戻る。
コーチの言う「姿勢」「ボールを見る」「振り切る」、最終的には、これに尽きるのだと私も思う。
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by take_velo | 2012-05-31 00:29 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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