「飼い慣らす」ということ

春学期に、久しぶりに 『星の王子様』 を教材として取り上げた。
中学生の時、日本語で読んだこの本の中の、きつねと王子様のやり取りがどうしても我慢できず、
私がキツネならば、誰にも飼いならされることなく、自由の身のまま野原を駆けていたい、と感想文に書いた。
「私らしい」と、担任の先生は笑っていたが。

「飼い慣らす」のフランス語は、apprivoiser。
「プライベートな」と同じ語源からきている、
つまり、個人的な関係になる、と言う意味である。
誰かが主人となって、別の誰かを意のままに服従させるという意味はない。

しかし、一度飼い慣らされたら(つまり、真の意味で信頼関係が築けたら)、
相手に対する責任は、生涯にわたる。
だから、そんな関係を築くのは、一生に数人で十分である。

家族、友人、恩師。そして、(縁のあった)学生たち。
私にとっては、
金色に輝く麦畑を見たら、王子様の金髪を思い出さずにはいられない、
そんな大切な存在(キツネにとっての星の王子様)である。
[PR]
トラックバックURL : http://takevelo.exblog.jp/tb/15907448
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by take_velo | 2012-08-05 13:26 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


by タケ
プロフィールを見る
画像一覧