フランス映画 『みんなだれかの愛しい人』

2004年のフランス映画。原題は Comme une image (「イメージのように」)。
名作『ムッシュ・カステラの恋』 で日本でもよく知られるアニエス・ジャウイ監督の作品です。

(アメリカ映画では絶対考えられない!)ブスで太くて何のとりえもない女性が主人公、しかも父親は有名人で、セレブの世界に住む。
映画を通して、主人公はずっと、怒っているか、すねているか、泣いているか、のどれか。

が、女性ならではの悩みが等身大に良く描けている。
考えてみれば、美しくて、能力あって、成功する女性って、この世の中、いったい現実にどのくらい存在するんだろう。
そんなぱっとしない主人公にも、自分のことを愛してくれる人たちが周りにいっぱいいる。
父親目当てかと思っていたBF。
不器用な父。
最初は父親目当てで近づいた声楽教師(女性)。
父の若くて美しい再婚相手 (実の娘には、太らないように、と厳格なダイエットを課しているが(笑))。

彼女のように愛から遠い人(本人には魅力が無くて、しかも親に絶大な力があるって、生きづらい)でも、
こんなに愛されている。
そして、成功とか、名誉とかが、いかに人を愛から遠ざけるかも、最後にはちょっと描かれる。

フランス映画だなあ、とため息。
人間を描くのが映画なのだと、あらためて。

で、原題の意味がちょっと分からない。
イメージって何の?
もう一度、今度は吹き替えでなくフランス語で見てみたい。
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by take_velo | 2012-08-27 07:00 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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