『「平穏死」のすすめ』

石飛幸三の『「平穏死」のすすめ』、家人の机の上にあったのを、
暇なのでこっそり拝借して読んだ。

寿命 (が、何時なのかは、誰にも分からない…これがまさに問題なのだが) がきて、
口から食べられなくなった時、胃瘻をつくってまであなたは栄養補給してほしいですか?
つまりは延命治療、終末医療の在り方を問う本である。

私の父は、経済的に比較的恵まれていたので、
最先端高度医療の恩恵を受け、さまざまな方々の手厚い介護を受けて亡くなった。
(つまり、長期に渡って入院し、病院で死んだ)
父の意思に反して行われた医療行為に対し、
私は、父に愛された長女として、罪の意識にさいなまれ、
父の死後、2年間、精神的に立ち直ることができなかった。

貧しい時代の日本に生まれ、
自然の中を、自由に走り回って育ってきた私は、
最期も、自然に土に還りたいと、強く思う。
が、家人は、もしかしたら、
意識が無く私の心臓がただ動いているだけあっても、それだけでいいのかもしれない。
愛する人たちの、力になり、希望になり、勇気になるのであれば、
私の命には、意味があるのかもしれない。

でも、高額なお金が、寿命の尽きた私の延命措置に使われるのだとしたら、
私は、発展途上国の、幼い命のために使われるといいなあ、と思う。
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by take_velo | 2012-12-18 07:00 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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