テニスでセカンドウインドが吹く

しんしんと更けていく冬の夜のテニスコート、
レッスンテーマは、「集中」。
テニスボールだけを見て無心に打ち続けていると、
いつのまにか、
ボールを打つ打球音と、こきざみに刻む足音と、闇夜に浮かぶ黄色のボールだけの世界になった。

今の自分のままでいいんだ、丸ごと世界が私を受け入れてくれているような、
そんな、至福の世界になった。
テニスのリズムが、自分の生きるリズムと重なって、涙が出そうになる。

それは、ランでいつも起こる、
自分の心臓の音と、大地の音が共鳴するあの感じ。
セカンドウインドが、私の中を吹き抜けていく感じだった。

2012年最後のレッスン担当のコーチは、
私が一番苦手なテニスをする。
レッスン後半の、コーチとの対戦は、私のサービスゲームになった。
コーチのボディを狙って回転をかけて打ったボールが、
たまたまサービスライン際で落ち、
不意を突く形でサービスエースとなって、ゲームに勝った。
でも、なぜだか、あまり嬉しくなかった。

なぜ私はテニスをするんだろう。
それは、きっと、誰かに勝ちたいからではない。
目の前のボールをただ追いかけることが、楽しいからなんだと思う。

でも、「ドクターX」の大門未知子が、「私の手術は失敗しない」と、自分自身にプレッシャーをかけるように、
ダブルスを組むからには、「私はゲームに負けない」。

そんなテニスに少し疲れる時がある…
冬休み後半は、走り込みと、家人との温泉旅行で少しテニスから離れよう。
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by take_velo | 2012-12-30 07:51 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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