ワトソンの 『二重らせん』 とテニス

先日のブログでもちょっと触れたが、
ジェームス・D・ワトソン 『二重らせん DNAの構造を発見した科学者の記録』 講談社ブルーバックス
45年間に出版され、広く読まれた古典である。

私は、ワトソンの率直で前向きで野心に燃える生き方に共感する。
訳者は、「反ぱつを感じ、ときには不快にさえも感ずる」 と書き、
「科学の本質は競技ではない。早くに発見したからと言って誇ることが大切なのではなく、科学の体系を世界の科学者が力を合わせて発展させることが大切」 と説く。
私はこのコメントに少し違和感を感じる。
「競争すること」 と 「力を合わせること」 は、共存できると思うのである。
ワトソンが、美しい女性にふっと息抜きと人生の喜びを感じることと、
同僚の女性に(その非協力的な態度を批判しつつも)心からの賛辞を贈ることも、
そして、「男女平等」を掲げるのではなく、正直にその戸惑いを書くことも、
私は嫌ではない。
むしろ、彼の正直さが、真の「発展」につながるような気がする。
(と思ってしまう私は、やっぱり日本では生きづらい…)

ネットサーフィンしながら、テニス関係のブログを読んでいると、
「中級の人って並行陣ばかりで、
ストロークやサーブなんて、初中級の生徒よりショボイやん」という(初中級の人の)コメントが載っていた。
あはは、鋭い指摘です。
私は、このクラスには打ち合いできる人がいない、と思ったら、すぐに辞めます。
でも、私がテニスを始めたころ、私の下手さに我慢して耐えて相手してくれた人たちがいっぱいいる。
そのことは、感謝の気持ちとともに忘れないでおかないと…
っていうのは建前で、
ワトソン流に言うと、
「上級にあげてほしいなら、もっとレッスンに来てください、なんて、
スクール側の金儲け都合主義にすぎない、ばかばかしい。
(人数少ない上級クラスがあったら、すぐに誰彼かまわず上級認定を出すくせに)」
満足できる内容なら対価を払う、
いつまでも上手くならないレッスンなら、通う価値はない、と思う。
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by take_velo | 2013-06-15 10:09 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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