フランスのコーチング制度

8月3日の毎日新聞夕刊の一面に、
フランスの柔道コーチ制度についての紹介があった。
フランスが柔道強国になったのは、スポーツ指導者の国家資格制度に原因があるらしい。
柔道でメダルを取ったからと言って、自動的に指導者になったり、連盟の「お偉いさん」になれるわけではない。
長い研修を経たうえで、試験(実技・面接・筆記。広範囲の知識を求められる)を受けてコーチになる。
だから、指導現場で暴力行為が行われたり、
日本のように女性が差別されて雑用ばかりさせられるなんてこともない。

縁あって、数年前に、自転車のフランスコーチング制度の翻訳のお手伝いをしたことがある。
求められる知識や技能の具体性と細かさとともに、教育心理学の知識も必須であることに驚いた。

フランスでは、この国家資格を持たないでコーチの仕事をすることはできない。

テニスの世界でも同じである。
資格を持てば、一生の仕事として従事し、海外に派遣されることもある。

ところで、テニスプレーヤーのランク付けは、
アメリカでは、4.0とか4.5とかの数字であるが(数字が大きくなるほど上級クラスになる)、
フランスでは、奇妙な言い方をする。
読んでいるフランスコーチングの本によると、
2/6とか、0とか、-30とかの数字が出てくる。
ハンデ制度と関係あるとされているが、(たとえば、-30は、全てのゲームを0-30から始めるそうな) もう少し詳しく調べてみたい。
いずれにせよ、試合の勝敗の結果がランキングに直結する。

日本では、コーチと言えば、アルバイト的なイメージがある。
そして、全てのスポーツでコーチが職業として確立されているとは言い難い(給与や待遇の面においても)。
ランキングはどこか不透明である。

フランスでいつかテニスレッスンを受けてみたい。
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by take_velo | 2013-08-05 00:14 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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