相手の戦力分析は必要か?

勝ってなんぼのプロなら、当然、YES!
でも、そうでないなら、私の答えはNO。

かつて、ジュニアバレーボールに間接的にかかわっていた頃、
対戦校の戦力分析とその対策に、多くの時間と労力をかける強豪校の中にあって、
そんな指導とは対極にある我らが監督に、深く共感していた頃のことを思い出す。
いわく、
相手がどうであろうと、自分の軸はぶれない。
スポーツとは、究極のところ、自分のためにある。
基礎さえしっかりしていたら、結果は後からついてくるはず。
自分の人生に、何かを残せたなら、スポーツはそれで十分。

でも、長い試合の中で、
クロスに引っぱって打ってくるのが得意な相手なら、
ワイドに打つのは控えてセンター攻撃に切り替えるようになる。
(最初から、クロスは封印、って対策を練るのは、好きじゃない)
ボクシングコーチはかつて、腰の回転で引っぱって強打してくる相手に対して、
瞬時に反応できていたらしい。かっこいいなあ。
角度がつくコースにも、強くて速いボールにも、しっかり反応さえできたら、
逆にカウンターで、圧倒的有利にもち込める。

ボクシングコーチと話していて、
「クロスは封印」戦略ではなく、「いかに反応スピードを上げるか、いかに予測力を磨くか」というトレーニングに話題がいき、
私は、やっぱりこの考え方が好きだな!と、胸がときめいたのでした。

衰えていく一方の身体に、わくわく感と可能性が芽生える。
同じ話でも、テニスコーチは、
「タケさん、年なんだから無理。怪我しますよ。
今は便利な高性能ラケットもあるんだし、もっと楽に勝てるし」と。
テニスコーチは、もしかしたらスポーツ指導の資質の無い人が多いのかもしれない。
何のためにスポーツをするのか。
それは、決して、商売(=スクール)のためじゃない。
勝利を重ねる喜びのためだけでもない。

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by take_velo | 2014-06-29 00:31 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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