究極の鍛錬で年齢の壁を超えることはできるか

『究極の鍛錬』の第10章、
年齢による能力の低下は防ぎようがないが、
継続する練習と食事管理と戦略で、パフォーマンス維持は可能として、
プロスポーツの平均選手寿命が伸びる例を挙げている。
ただし、究極の鍛錬は、つらくきびしく過酷なので、
得るものと失うもののバランスを考えると、「やめる」のは賢い選択かもしれないと説く。

ちょっと思い出したのは、フランスの恩師の言葉。
50歳の挑戦に、
「ポストを得る可能性、昇級する可能性はありますか?
無ければ、研究はやめて他のことをする方がいい、
人生の後半を研究だけに費やすのは、失うものが多すぎて、死ぬときに後悔するから」
私は研究そのものが好きだったんだけど、(論文を完成できそうになく)恩師の言葉に従った。

で、始めたのが、
自転車であり、ランニングであり、テニスであり、そしてボクシングなんだけど、
やっぱり、ついつい趣味の枠内を外れて「うまくなりたい」と真剣になってしまう。

この本の結論は、
他の全てを犠牲にしてもいいから、その分野を極めたいと心から「欲して」いて、
自分は偉大になれると、自分の能力を本当に「信じて」いたら、
だれでも「偉大な業績」を手に入れることができる、と。

若い人たちには、何かに真剣に挑戦してほしいと思うのだが、
「仕事も趣味もそこそこに、人生を楽しんで謳歌しているあなたに言われたくない」と反論される。
歳をとっても、自分の能力を信じ続け、「うまくなりたい」と欲し続けて、
厳しく自分を鍛錬し続けることが、後世代へ向けてのメッセージになるのかもしれない。

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by take_velo | 2015-05-24 00:00 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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