ミスを減らすと消極的になる

「ミスを減らせ。
ミスをするな」
と、集団に対して言い続けると、
人の話をよく聞く人(女性や大人の男性)は、ボールに手を出さなくなる。
人の話を聞かない人(めちゃ打ちする人)は、変わらない。

アドバンテージサイドの雁行陣で、
センター方向にボールが飛んでくると、すすっと端によって(!)ボールを避ける前衛がいる。
(バックボレーはミスしやすいから)
結構いる。たくさんいる。
後衛は、センターラインを越えて返球することになる。
(シングルスなら想定内だからいいけど)
その後、オープンコートに角度をつけて打ち込まれると決まる。
(前衛は、表情一つ変えず、前を向いたまま。
だって、コーチの言いつけは守ってるもん。ミスしてないし)

ミスを減らそうと慎重になると、
スピンもスライスも回転がかからず、かえってミスするようになる。
私のサーブがそう。
回転をかけるためには、一瞬、力を込めて振り切らないといけない。
少しラケット面がずれると、とんでもない方向に暴走する。それは想定内なんだけど。

日本の教育って、「間違い探し」に躍起になるから、
挑戦する大人が育たない。新しいことを始める人が出てこない。
そんな教育の弊害が叫ばれるようになって久しいのに、
あいかわらず、ミスをするくらいなら、失敗するくらいなら、最初から「しない」、そんな人間を助長するような風土がはびこる。

『禅テニス』が翻訳出版された。
1、2年前、欧米でとても読まれていた本。
日本の話がよく引き合いに出される。
もともと、日本のメンタリティーって、結果にとらわれず、「今、ここ」に集中するんじゃなかったっけ。
この本に書かれていることは、ブノアがよく言っていたことと同じ。(彼はきっとこの本を読んでいる!)

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Commented by まさる at 2016-09-11 09:23 x
全く同感です。極論を言えばミスしないためにテニスしない方がいいですよね(^_^;)うまくなるためには、ミスしないことより、ミスを恐れないで挑戦し続ける方が大切ですよね。。語学もそうですね。

それにしても、バックボレーはなかなか難しいですよね。。
Commented by take_velo at 2016-09-11 09:54
バックボレー難しいです。左目の視力が落ちているので余計に!
フランスでテニスをして、真剣にライフベースをフランスにしようかなあ、と思案中です。
ところで、お元気ですか?
Commented by まさる at 2016-09-12 20:54 x
そういえば、僕もフランスでテニス習ったことありました(^_^;)忘れてました。大人になって、しかもプライベートだったので、日本の部活と全然違うなぁと思いました。

自転車にランニングに元気にしてますよ。
仏語は全然勉強できていませんが(・・;)



Commented by take_velo at 2016-09-13 06:51
特に南フランスに行くと、日本と違うことばかりですよね。私は南フランスで学生時代を過ごしたので、いつかは戻りたい場所です。
お元気だとのこと、充実した毎日をお過ごしくださいね
by take_velo | 2016-09-11 08:51 | テニス | Trackback | Comments(4)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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