『テニスプロはつらいよ』

井山夏生、『テニスプロはつらいよ 世界を飛び、超格差社会を闘う』(光文社新書)

を、読んでいる。
なかなか面白い。
私の所属する(した)クラブには、現プロ、元プロ選手のコーチたちがいるので、
さらに、関西では有名なジュニアのクラブを抱えるので、
ちょっと事情に通じてもいる。
プロが、市民テニスに少しでも目を向けてくれたなら、応援しようと思っている。

この本の37-38ページに、スペインのジュニアテニス事情が書かれている。
(私はナダルの自伝を読んだので、大体知っている。
15歳の時に第一関門があって、18歳の時に100位以内が見えないとプロをあきらめるよう説得される)
親としても教育者としても賛成である。

ただし、クルム伊達だけは例外で、15歳の時には無名であったが、
その後、ランキングトップ3まで上り詰めた。
彼女は、どこまでも稀有な天才なのである。

私が子供に競技スポーツをあきらめるよう説得したのは、16~17歳の頃であった。
理由の一つは、家が普通の中流家庭だったからである。
もし、大富豪だったのなら、許していたかもしれない。

あるコーチのブログに、
テニス人生も悪くない、コーチになっていつでもお金が稼げるから、食いっぱぐれることはない、と。

う~ん。
テニスコーチって、大学非常勤講師(私)みたいなものじゃないのかな。
60歳ころまではいいけれど、その後どうやって生きていくんだろう…
私は、学部の恩師に、
「あなたには裕福な父親も、裕福な夫もいるから、反対はしないけど」
と、はっきり言われた。
父も夫もいなくなった今、自分の人生の選択の甘さに後悔することもある。

でも、自分の人生だから、悔いなく生きるのが一番、かな。


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by take_velo | 2016-09-14 19:51 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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