左手の不思議

女子シングルスゲームの時についてくれたベテランコーチのアドバイスは,
サーブを打つ時の左手に注意向けろ、というもの。
左手が流れると、身体もつられて開いてしまう。

先日のプライベートレッスンで、私のサーブが安定したのを見て、コーチはリターンに入った。
コーチの大きな身体が視界に入ると、すぐに乱れていた私のサーブはさらに安定した。
「よし。次がラスト!」と言われて、初めてダブルフォルト。
次のボールもフォルト。
小さくため息をつくコーチの姿が目に入る。

こら、自分! ラストでもすることは同じ!
ルーティンだ。
右足に重心を乗せながらトスを上げる、手首を脱力して下半身の動きに任せる、左手だけに意識を向ける、流れてしまわないように。

お、というコーチの驚きの声とともに、私のサーブはエース。

「自分で修正できて初めて、本当にできたことになる」と、コーチ。
最初のステップをクリアした。

これからも、サーブの不調に悩むことがひんぱんにあると思う。
でも、動きの自動化の大切さががわかった。
それを乱すのは、いつもと違う何か、例えば、これがラストと声をかけられて、気持ちが他を向くこと。集中力が知らぬ間に途切れていること。

私のメンターは、
ゲーム中に、相手に気持ちを乱されたら、左手に集中しろ、と教えてくれた。
左手は右脳につながっていて潜在能力を引き出してくれるから、と。

私はむしろ、ブノアの言う通り、
テニスの動きは常に左手が先導するんじゃないかと思い始めている。
グリップチェンジも左手、
初動動作も左手、
最後にからだのひねりもどしの動きを止めて力を引き出すのも左手。


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by take_velo | 2017-01-13 07:04 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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