女子シングルス、ダブルスの陣形

私は大量の本を読むので、いつも読んだ本は捨ててしまう。

取っておけばよかった、と後悔しているのが、
フランスの『テニス戦術本』。
統計学者が書いた本で、
試合の情報を集めてコンピュータで分析した。

あ、と思ったのが、
女子シングルスの試合は、リターンキープが当たり前で、サービスゲームをキープするかどうかが勝負を決めるという指摘。
(セレナやシャラポワは例外なのです)
男子シングルスとは逆で、
まずはリターンをキープしなきゃいけない。

(集めた情報は男子ゲームが多いが)試合は、
サーブで決まるポイント、サーブをリターンして決まるポイント、そのリターンを叩いて決まるポイントが、ほとんどを占める。
つまり、この3本の練習が大切だということ。
・サーブ力を磨く
・サーブから次の攻撃で決める練習をする
・リターンで決める
つなぐ練習はほとんど意味が無い。
(守って守り抜くディフェンスの強い選手が勝っているような気がするんだけど、統計的には違う)
サーブのコース、返ってくるボールのコース、次のコース、までのパーセント表示の図解もある。

女子ゲームの特徴は、相手バックを突くことが多いこと(つまり相手バックを狙うのが有効な攻撃パターンである)、
ネットを取る回数が少ないこと、
ネット前まで出ずにサービスライン後方で、相手のボールをノーバウンドで打つこと。(ムーンボールをドライブボレー(スイングスマッシュ)するのは、男子ゲームでは見られない)

コーチは圧倒的に男性が多いので、
女子のゲーム戦略は、あまり理解されていないのではないだろうか。

それから、ダブルスの雁行陣には致命的な欠陥がある。
後衛前のオープンスペースと、
前衛のわきを通って後衛から遠ざかっていくセンターのボールである。
だから、ベースラインで並行陣になるか(ストロークが強みである場合、もしくは相手に押されている場合)、
もしくはサービスラインより前で並行陣になることを勧める。

私が最近ダブルスゲームをしていて思うのは、
相手の足元狙いも有効な攻撃なんだけど、前へ前へと小さくなっているときは、
アレーコート奥隅に打つと、簡単にポイントが取れるということ。
でも、このボールを打ち過ぎると、シングルスゲームでアウトミスを重ねる。

そもそも、なんで日本のテニスはダブルスばかりなんだろう。
日本人って、みんな忙しくてなかなか練習の時間が取れないのに。(レディースは別です)
ダブルスばかりするから、いつまでもシングルスがわからない。(って、スクールをやめればいいんだけど。逆ギレか)

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by take_velo | 2017-01-16 07:16 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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