大人に教えるということ

村上春樹の『騎士団長殺し』に、大人に絵を教える場面が出てくる、とても共感する。

子供には、同じ題材を、見る角度を変えて何度も描かせる。
おもしろい!万事に共通する真理だと思う、何かを学ぶときにとても大切なこと。

でも、大人には子供のような柔軟な頭も無いし、アドバイスを受け入れることも容易ではない。
だから、
「ただ好きなように自由に絵を描かせておいた。そして描かれた絵の中になにかしら良いところを見つけて、それを褒めるだけにとどめておいた。そうすることで、彼らは結構幸福な気持ちになれたようだった。幸福な気持ちで絵を描けたとしたら、そうれでもうじゅうぶんではないか」(p.68)

そう、大人にはプライドがあるから、なにかを教えることはとても難しい。
はなから「学ぶこと」よりも「人間関係」を求めてくる人も多いから。

だから、子供のように何かを学びたいと思ったら、
時間をかけて、その気持ちを伝えていかないといけない、
「幸福な気持ちでテニスをすることが私の目的じゃありません」と。(笑)
Pコーチのように私の気持ちが伝わる人もいるが(「タケさんとジュニアを、ボクはほめません」)、
SPコーチのように、いつまでもどこか壁の残る人もいる。

3月末に、教育研究会で私は報告発表する。(この日程のために、初テニス公式試合はあきらめる)
その中に、「無意味なほめ言葉」は学習効果を落とすという研究結果がある。

昨日、私のメンターに(コーチはしないけど、テニススクールでは一番テニスがうまいらしい、笑)自分のテニス動画のことを話したら、メンターは、
「あまりにひどくて、ショックだったでしょ。
自分ではできているつもりでも、本当は全くできていないことがわかったでしょう。
それって、サーブの録画?」
いや、💦 サーブは撮っていません。っていうか、私のテニスってそんなにひどいか?
「実際の動きは頭の中とは全然違うでしょう?」とダメ押し。
わはは。そこまではっきり言うか。
私、「動画を見て、自分に惚れてしまったらどうしようと思っていたんですけど」
メンター、爆笑。
私、「でも杞憂でした」。

今日は雨なので、インドアコートでそのサーブの練習をしてきます。
Pコーチに、「明後日までにサーブを修正しておきます」と昨日、宣言したので。

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by take_velo | 2017-03-02 08:52 | テニス | Trackback | Comments(0)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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