『白痴』

ドストエフスキーの有名な長編小説です。

足の怪我のため動けないなら、脳みそを使おう、と、以前から読みたかった本をまとめて読むことにしました。

上野千鶴子が書いたんじゃないよ、でも、見事な女性問題小説、とも読めます…(まだ300ページしか読んでないけど。!!)

親という庇護者を持たない少女は、決まって、好色なオヤジたちの餌食となる。
弱いマリイは純粋な魂を持ったまま死んでいき、美貌のナスターシャは社会から蔑まされながらも「オヤジの好きにはさせへんで」と反逆に打って出る。

一方、強い父親に恵まれた良家の子女・美貌の姉妹のところに寄ってくるのも、そのナスターシャを手籠にした年齢の離れたオヤジか、はたまた出世欲に取りつかれた家庭内暴君のなんとも嫌味な青年ガーニャ。
幸せな結婚をしたはずの母親も、夫の浮気にうすうす気がついてて、なんだかイライラしている…

おもしろい。
憤慨する気持ちよりも、その見事なまでの人間模様に、ため息とともに感動しています。
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Commented by Gilles at 2010-02-02 23:24 x
ありゃ?ムイシュキン公爵は『白痴』じゃなくて『未成年』の主役やったかなぁ・・。暫く遠ざかっていました。何故か近頃ドストエフスキーが見直されているんですかね?朝日新聞にも以前寸評がやたら目についていたような・・
Commented by take_velo at 2010-02-03 08:30
いえいえ、ムイシュキン公爵が主人公です。
理系なのに、Gillesさん、さすが、良くご存知です。

職場で必ず話題に上がる本の中で読んでいないものの一つだったんです。
最近のドストエフスキーブームは、新訳が出たタイミングもあるのでしょうね。

ところで、たった1冊お気に入りの本を上げるのなら、私は『アンナ・カレーニナ』です。
やっぱりロシア文学になりました…
漱石も好きなんですけどね。
by take_velo | 2010-02-02 18:27 | つれづれに思うこと | Trackback | Comments(2)

テニス・ボクシングのことを中心に思うことをつづってます。Pコーチはプライベートコーチの略、SPコーチはシングルスプライベートコーチの略です。長ったらしくなるので。


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